「ぱん だいすき」の情報
「ぱん だいすき」
文:征矢清
絵:ふくしまあきえ
出版社:福音館書店
発行日:2007年6月15日
おすすめ年齢:0歳から3歳頃
サイズ:H20×W19㎝
ページ数:20ページ
シリーズ:0.1.2えほん
「ぱん だいすき」はこんな子におすすめ
・パンが大好き!な子に
・絵本の絵をじっくりと見ることが好きな子に
・お店屋さんごっこに興味のある子に
「ぱん だいすき」の簡単なあらすじ
パン屋さんにやってきました。パンの良い匂いがしています。
お店には美味しそうなパンが沢山!どれを買おうかな?
「ぱん だいすき」のレビュー
パンが大好きな子におすすめ!
食べものを題材にした絵本は、今も昔もずっと人気ですね。だって、子どもたちにとって食べることは、何よりも身近なこと。
そんな身近な食べものの絵本の中でも、自分の好きなものが登場する絵本は子どもたちが大喜びします。
今回ご紹介する絵本は、「ぱん だいすき」という絵本です。そのタイトルの通り、この絵本をおすすめしたいのはパンが大好きな子!
お店の棚にきっちりとパンが並べられている表紙を見るだけで、わくわくした気持ちになってくる一冊です。
魅力は、優しくて美味しそうなパンの絵です!
「ぱん だいすき」の最大の魅力は、なんといっても美味しそうなパンの絵です。
ものすごくリアル!というわけではないのに、その水彩を使ったタッチは温かみがあっていかにも柔らかそう。
細かな焼き目も絶妙に表現してあって、絵本から小麦の良い香りを感じ取れるようです。
そんな美味しそうなパンが、絵本の中には沢山登場します!
絵本を読んでいるときに、子どもの好きなパンが出てきたら、是非絵本から取り出すふりをして食べさせてあげましょう。
絵本の美味しそうな絵から想像が膨らんで、本当に食べているかのように美味しそうに頬張ってくれるはずです♪
「ぱん だいすき」は、温かみのある美味しそうなパンの絵で、パン好きの子が大喜びする絵本!
まるでその場に居るよう!温かく臨場感のあることば
美味しそうなパンの絵を一層際立たせてくれるのは、丁寧に紡がれたことばたちです。
「ああ いい におい」「きょうは、 これを かいましょう。」
など、五感を感じさせてくれることばや、実際にパンを選んでいるかのようなことばで、臨場感は抜群!
絵本の世界観を崩さない温かみのあることばで、子どもたちは自然と絵本の世界の中に入り込むことができるのです。
「ぱん だいすき」は、臨場感のあることばで、実際にパン屋さんにいるかのような気分を感じられる絵本!
なりきり!パン屋さんごっこで遊ぼう
「ぱん だいすき」は0歳から楽しむことができる絵本ですが、個人的には特に2歳頃からがおすすめです。
そんな2歳頃の子どもにこの絵本を読み聞かせたとき、おすすめの遊び方があります!
「ぱん だいすき」を読んだら是非、本物のパン屋さんに行ってみましょう。
本物のパン屋さんの温度、香り、味覚に子どもたちは興味津々です。
でも、パン屋さんで好き勝手するわけにはいかないので、行く前にマナー良く買い物をするための約束をしておくのが大切ですね。
本物のパン屋さんに行った後、おままごと遊びが好きな子はきっと自然とパン屋さんごっこを始めるはずです。
お店に並べるパンは、なんでもOK!
おままごとのパンのおもちゃを使っても良いし、ボールをお皿に見立てて想像力を広げるのも素敵です。
お絵描きや工作が好きな子は、パンの絵を描いたり粘土でパンをこねても良いでしょう。
あとは、トングやパンを置くトレーとして使える物があれば完璧!
お絵描きのパンを使う場合は、トングで取りやすいように何か工夫をしてあげてくださいね♪
美味しそうなパンの魅力をたっぷりと楽しむことのできる絵本、「ぱん だいすき」。
タイトルの通り、パンが大好き!な子にとってもおすすめな絵本です。
「ぱん だいすき」の読み聞かせのポイント
・美味しそうなパンを絵本の中から取り出すふりをして、子どもに食べさせてあげましょう。
・絵本を読んだら本物のパン屋さんを見に行って、パン屋さんごっこをして遊んでみましょう。
作者の他の作品
征矢清さんの作品
ひよこさん
作:征矢 清
絵:林 明子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:0歳から2歳頃
・ひよこなど、可愛い生き物が大好きな子に
・寝かしつけの時間の読み聞かせに
・親の愛情を感じてもらいたいときに
はっぱのおうち
作:征矢清
絵:林明子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:2歳から4歳向き
・生き物がたくさん登場するお話を喜ぶ子に
・梅雨の時期の読み聞かせに
・秘密基地に憧れのある子に