子どもに読み聞かせをしてあげたいんだけど、絵本と紙芝居どっちを選べばいいのかしら?
読み方とかに違いはあるの?
今回のコラムでは、こんな疑問にお答えします!
・絵本と紙芝居の違いってどんなところ?
・絵本と紙芝居、それぞれおすすめな場面をご紹介!
絵本の特徴、魅力は手軽さ!
絵本とは、簡単に言うと「絵が描いてある本」です。
小説などと違う点は、絵が主体であることです。小説の絵は挿絵程度でしか使われていませんよね。
絵本はどんなところが紙芝居よりも優れているの?
絵本の紙芝居よりも優れている点は、
なんといっても「手軽さ」です!
絵本は、子どもに「読み聞かせ」をしますね。絵本にかいてあることばを、子どもに読んであげます。
こんな風に読めたら楽しい!というポイントはありますが、絵本を読むのには特に特別なスキルは必要ありません。
また、絵本は誰かに読んでもらわなくても自分ひとりで読んで楽しむことができるのも特徴です。
・絵本の紙芝居よりも優れている点は、「手軽さ」!
・絵本の読み聞かせに特別なスキルは必要ない。
・絵本は自分ひとりで読んで楽しむことができる。
紙芝居の特徴、魅力は臨場感!
紙芝居は、絵本のように綴じられておらず、一枚一枚が独立した紙になっています。
絵本とは違い、誰かに読んでもらわないといけません。個人で楽しむものではなく、集団で楽しむことが前提です。
独立した紙を束にして立てて、一番表面に置いた紙を聞き手に見せます。読み手は、一番後ろに描かれた文章をもとに、物語を進めていきます。
紙芝居には、絵本よりもすごいところがあるの?
ええ、ありますよ!紙芝居は、絵本には無い臨場感があります。
ただ、絵本よりも読み手のスキルが必要なんです。
紙芝居は、名前のとおり「芝居」です。読み手は、演者であるため、絵本の読み聞かせよりも演技が必要になってきます。
紙芝居を読むのは難しいですが、読み手が演じている分、聞き手は絵本以上の臨場感を感じることができます。
紙芝居をゆすったり、少しずつページを引き抜いたりする仕掛けのある紙芝居も存在します。
そうした仕掛けがある紙芝居は特に、子どもたちが大喜びしますよ。
また、ストーリーの最後が数パターンあり、読むたびに結末を変えることのできる紙芝居も存在します。
絵本にはできない表現で、子どもたちは毎回どんな結末を迎えるかドキドキワクワクしますよ!
・紙芝居は誰かに読んでもらい、集団で楽しむもの。
・紙芝居は、「芝居」であるため、読み手のスキルが必要。読み手が演じることで、聞き手は臨場感を感じることができる。
・仕掛けのある紙芝居や、結末が数パターンあり選ぶことのできる紙芝居も存在する。
こんなときは絵本がおすすめ!
絵本のメリットは、「手軽さ」でしたね。
その手軽さは、家庭で活かしてあげましょう。
家庭で紙芝居を使うのは大変です。
紙芝居は「芝居」ですので、絵本と比べると読み聞かせの練習が多く必要です。また、読み聞かせのスペースも広くとらなくてはなりません。
調べてみたんだけど、紙芝居って結構なお値段のするものが多いのね…。
その点も含めて、家庭での利用は絵本がおすすめですよ!
もちろん、絵本は保育園や幼稚園での利用もおすすめです。あまりに大人数だと見づらいので、多くても1クラス程度の人数で利用しましょう。
普段の保育での読み聞かせも楽しいですし、紙芝居と違ってバラバラにならないため、子ども自身が扱いやすいというメリットもあります。
・家庭内での利用は絵本がおすすめ!
・保育園、幼稚園では普段の保育に利用しよう。
こんなときは紙芝居がおすすめ!
紙芝居のメリットは、「臨場感」でしたね。
その臨場感は、特別なイベントのときに生きてきます!
紙芝居を利用するのにおすすめなのは、保育園や幼稚園のイベントでの利用です。
全クラス集まってのイベントでは紙芝居は小さくて見づらい場合もありますが、1クラスの中のイベントでしたらみんなで楽しめます。
特別なイベントでの紙芝居…。とっても楽しそう!
特に仕掛けのある紙芝居なら、子どもたちも大盛り上がりですよ!
もちろん、普段の保育で紙芝居を使っても良いでしょう。私も、働いていた保育園で時々利用していました。
絵本と紙芝居!どちらも楽しくておすすめです♪
絵本と紙芝居、それぞれの良いところがわかりました!
子どもたちは、絵本も紙芝居も大好きです!
ぜひ両方の楽しさを知ってもらいたいですね。
手軽な絵本、臨場感の紙芝居、どちらも子どもたちが夢中になる魅力が詰まっています。
子どもたちには絵本だけでなく、是非紙芝居に触れる体験もさせてあげてみてくださいね!
紙芝居の読み聞かせのあるおはなし会などの参加をおすすめします♪
今回のポイント
今回のコラムのまとめです!
・絵本のメリットは「手軽さ」 家庭での利用や、保育園・幼稚園の普段の保育での利用がおすすめ。
・紙芝居のメリットは、「臨場感」 保育園・幼稚園でのイベントでの利用がおすすめ。