【絵本レビュー・りんご】赤、黄、桃色、いろんなりんご見てみよう!

「りんご」の情報

「りんご」
文:松野正子
絵:鎌田暢子
出版社:童心社
発行日:1984年1月20日
おすすめ年齢:
出版社では2歳からと紹介されていますが、
1歳頃から充分おすすめの絵本です。
サイズ:H17.6×W17.8㎝
ページ数:20ページ
シリーズ:母と子のえほん

「りんご」はこんな子におすすめ

りんごが大好きな子に

・絵本の絵をじっくりと見るのが好きな子に

おままごと遊びが好きな子に

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「りんご」の簡単なあらすじ

赤いりんご。黄色いのもりんご。ピンク色でもりんご。

皮を剥いてもりんご。切ってもりんご。

りんごの色々な姿を柔らかく描いています。

「りんご」のレビュー

「りんご」好きのための絵本!

食べものに関する絵本は沢山ありますね。

何故沢山出版されているかというと、“食べる”という行動は、子どもにとって一番身近で、興味のあることだから。

特に、自分の好きな食べ物に関する絵本は、夢中になって読んでくれますよ。

今回ご紹介する絵本は、りんご好きのための絵本!タイトルはそのまま「りんご」です。

色、形、質感まで丁寧に描かれた「りんご」が、どーんと目立つ表紙が目印!表紙をめくったタイトルページには、白いりんごの花と蕾が描かれていてとても可愛らしいです。

これも「りんご」あれも「りんご」

絵本「りんご」には、りんごの様々な姿が登場します。表紙に描かれているような赤いりんごは、誰でもよく知っているりんごですね。

でも子どもたちは、黄色やピンクのりんごは見たことが無い場合知らないかもしれません。

そのままの姿でも、りんご。剥いても切っても、もちろんりんご!

同じりんごでも、姿が変化する様子を知ることができます。

「りんご」は、赤いりんごだけではなく、様々なりんごの姿を見ることのできる絵本!
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柔らかい絵、シンプルな文

「りんご」の絵は、リアルさも追及していますが、そこにさらに柔らかさを追加したようなテイストです。

柔らかさを追加した結果、リアルさは少し減ってしまいます。ですが、子どもにとって優しい刺激の見やすい絵本に仕上がっているのです。

文章は、いたってシンプルです!余計なことばを入れないことで、「りんご」の絵が更に引き立ちます。

文字は大きめで、見やすいです。文章が書いてある場所も、ちょっとずらしてあることで時間経過や、どのりんごのことを言っているのかがわかりやすくなっています。

これから文字を覚え始める年齢の子にもよさそうな絵本です。

・「りんご」は、子どもにとって見やすく優しい絵の絵本!

シンプルなことば選びで、主役のりんごに注目できるのが特徴♪

おままごとでりんごを剥くのに挑戦!

絵本「りんご」を読めば、りんごを食べやすく切る課程がわかります。

おままごと遊びを楽しんでいる子に読んであげれば、あそびの幅を広げる助けとなってくれるでしょう。

おもちゃのりんごと包丁で、本物のりんごを切っているつもりになってりんご剥き!

この、“本物を扱っているつもり”の遊びは、子どもたちの想像する力をぐんぐんと広げていくのです。

美味しそうなりんごに夢中になれる絵本、「りんご」!りんごが大好きな子に是非読み聞かせてあげてくださいね♪

「りんご」は、おままごと遊びがはかどる絵本!

「りんご」の読み聞かせのポイント

・文量は多くないですが、読み終わってすぐにページをめくらないようにしましょう。それぞれのりんごの違いを観察できるように、じっくりと絵を見る時間を作りながら読みましょう。


・本物のりんごを食べる前に読んであげましょう。切る前のりんご、切っている途中のりんご、切ったあとのりんごを見せてあげてから味わいましょう。

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くだもの

作:平山和子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:
2歳から4歳と記載がありますが、離乳食で果物に親しむ時期にもおすすめです。

こんな子におすすめ

離乳食で果物を食べるようになった子に

 

・果物が大好きで、食べることの楽しさをもっと感じてもらいたい子

 

絵本の絵をじっくりと見ることが好きな子に

いちご

作:平山和子
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:2歳から4歳

こんな子におすすめ

いちごが大好きな子に!!

 

植物に興味があり、実際の植物や、植物の写真や絵をじっくり見るのが好きな子

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