「ぞうくんのさんぽ」の情報
「ぞうくんのさんぽ」
作・絵:なかのひろたか
レタリング:なかのまさたか
出版社:福音館書店
発行日:1977年
おすすめ年齢:2歳から
サイズ:H27×W20㎝
ページ数:28ページ
シリーズ:ぞうくんのさんぽシリーズ
「ぞうくんのさんぽ」はこんな子におすすめ
・前後や上下などの感覚がわかってきて、つみき遊びを好んでいる子に
・簡単な物語のある絵本が楽しめるようになってきて、赤ちゃん絵本からそろそろ卒業する子に
・動物の出てくる絵本に喜ぶ子に
「ぞうくんのさんぽ」の簡単なあらすじ
軽やかな足取りで出かけたぞうくん。
お友達のかばくんと出会い、かばくんを背中に乗せてあげることに。
その後もお友達を見つけて、どんどん背中に乗せていくよ。
「ぞうくんのさんぽ」のレビュー
子どもたちに大人気!ぞうくんが主人公。
沢山の子どもたちに人気の動物っていますよね。
ぬいぐるみや物語の登場人物?として定番の、くまさん。首が長くて印象的な、きりんさん。百獣の王と呼ばれるかっこいい、ライオンさんなど…。
そして、忘れてはいけないのが、ぞうさん!
あの長い鼻に、大きな体。小さな子どもにとってわかりやすい特徴が、人気を集めている理由のひとつでしょうか。
今回ご紹介する、「ぞうくんのさんぽ」は、ぞうさんが大好きな子にぴったりですよ。ぞうくんの他にも、お友達の動物が登場します。
可愛い動物の表情が面白い!
ころんと丸いフォルムの動物たちが可愛らしく愛らしいこの絵本。
レタリング(手書きの文字)にもこだわっている、素敵な作品です。
動物たちの顔は、シンプルに描かれています。その中に、ごきげんな顔、びっくりした顔など、いろいろな表情が見つけられるのが面白いのです!
「ぞうくんのさんぽ」は赤ちゃん絵本からの卒業におすすめ!
ストーリーのある絵本ですが、非常に簡単でわかりやすい内容です。簡単な繰り返しの物語で、子どもたちが飽きずに楽しめます。
物語性のある絵本の最初の一冊や、そういった絵本を楽しみ始めたタイミングにおすすめです。
赤ちゃん絵本から卒業する時期にぴったりですよ。
つみき遊びを楽しんでいる子に
上下や前後といった簡単な描き込みが少しだけあります。上下感覚を養って遊ぶあそび…といえば、つみき!
絵本の展開は、つみきと同じように、積み上げて最後は…!つみき遊びを楽しんでいる子にもおすすめです。
同じシリーズの絵本「ぞうくんのあめふりさんぽ」に、上下の表現が登場しますが、「ぞうくんのさんぽ」のほうがわかりやすいので、まずはこちらをおすすめします。
「ぞうくんのさんぽ」を水遊びの時期に楽しもう!
楽しいぞうくんのさんぽですが、進むごとに散歩の光景がどんどんユニークに…。
ぞうくんよりうんと小さなかめくんが背中に乗った時に起きる、大きな出来事がとっても面白い!この対比が楽しいポイントなのです。
一年中楽しめる作品ですが、特に水遊びを楽しむ夏におすすめの絵本です。
働いていた保育園にもこの絵本があり、プールに入る日によく選んで読んでいました。とっても大好評の絵本ですよ♪
そして水遊びのときには、ぞうさんの形のじょうろを使って遊ぶのはいかがでしょうか?軽くて安全で安くて、何より子どもが喜ぶから良い!と絶賛しているお母さんもいました。
大型絵本に、点字付き絵本もあります。
保育園でも、大人気の「ぞうくんのさんぽ」は、大型絵本も販売されています。
大人数でも見やすい!施設での読み聞かせは、大型絵本がおすすめです♪
またこの絵本は、目の見えない人とも一緒に楽しめる、点字付き絵本も出版されています。
絵本ナビでは、「ぞうくんのさんぽ」の素敵なマグカップを販売しています。
また、おもちゃ、直筆サイン入りの版画!!などの様々なグッズも販売していますよ。
ぞうくんファンの方は是非!
「ぞうくんのさんぽ」の読み聞かせのポイント
・ぞうくんのセリフや、効果音などを少し大げさに読み聞かせると楽しめます。
・お散歩や水遊びの前後に読み聞かせてみましょう。
同じシリーズの絵本
「ぞうくんのさんぽシリーズ」まとめ記事
「ぞうくんのあめふりさんぽ」
作・絵:なかのひろたか
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳から
・梅雨の時期の読み聞かせに
・動物の出てくる絵本を喜ぶ子に
・お風呂での遊びを楽しんでいる子に
「ぞうくんのおおかぜさんぽ」
作・絵:なかのひろたか
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:3歳から
・動物の出てくる絵本を喜ぶ子に
・風の強い日の読み聞かせに