「スプーンちゃん」の情報
「スプーンちゃん」
作:小西英子
出版社:福音館書店
発行日:2018年1月15日
おすすめ年齢:0歳から2歳
サイズ:H21×W20㎝
ページ数:20ページ
シリーズ:0.1.2.えほん
「スプーンちゃん」はこんな子におすすめ
・食べることが大好き!な子や、自分で食べることに挑戦したい子に
・オノマトペ(擬音語、擬声語)が登場する絵本を楽しむ子に
「スプーンちゃん」の簡単なあらすじ
スプーンちゃんが、美味しそうな食べ物を沢山食べています。
色と音に溢れた食卓は、とっても楽しそう!
「スプーンちゃん」のレビュー
食べることが大好きな子に!とってもおすすめの絵本です
生きることと食べることは、切っても切れない関係にあります。
そして、子どもたちは食べるのが大好き!自分で食べることを練習中の子も多いことでしょう。
そんな、食べることが大好きな子、自分で食べることを頑張っている子にとってもおすすめの絵本をご紹介します。
タイトルは、「スプーンちゃん」。柔らかい色彩の絵とタイトル文字、にっこりと笑ったスプーンちゃんが可愛い表紙の絵本です。
「スプーンちゃん」は娘が何度も読んで欲しいとせがむ、お気に入りの絵本です♪
ページが分厚いので破れにくいのもおすすめポイント!
しっとりつややか!美味しそうな色
「スプーンちゃん」の絵は、全体的にふんわりと優しい色合いで描かれています。
登場するのはもちろん、子どもたちの大好きな食べ物!色々な種類の食べ物が沢山登場します。
登場する食べ物たちは、温かいもの、冷たいもの、丸いもの、甘いものなど、バリエーション豊かで飽きません。
それらの食べ物は、どれもしっとりとしてつややかで…!
絵本に顔を近づければ、その香りまで感じてしまいそうなほど、リアルな印象なのです。
食べ物たちは、とっても色とりどり!明るい黄色のテーブルの色のおかげで、食べ物が美味しそうに見えたり、絵本全体の印象まで明るく見えます。
・「スプーンちゃん」に登場するのは、子どもたちが大好きな様々な食べ物!
・色とりどりで明るい気分になれる絵本です♪
「スプーンちゃん」は、オノマトペで食卓を楽しく彩ります
「スプーンちゃん」で楽しんでもらいたいポイントは、擬音語や擬声語。つまり、子どもたちの大好きなオノマトペです!
スプーンちゃんがプリンを食べる時は、「プリリンリン」。
他にもそれぞれの食べ物に可愛らしいオノマトペが付いており、読むのも聞くのも楽しく感じられる絵本です。
短いことばの中にも、食べ物の特徴やことばの楽しさが上手に盛り込まれており、何回でも読み返したくなる魅力が詰まっています。
食事の楽しさを伝えてくれる「スプーンちゃん」
スプーンちゃんは、柄の部分に顔が描かれたスプーンです。
にっこりと得意気な顔をしたり、楽しそうに口を開いたり!とっても表情豊かで食事の楽しさを伝えてくれます。
沢山の食べ物を楽しんだ後は、シンクの中で綺麗に洗われて、スプーンちゃんはとっても気持ちよさそう。
美味しく食事を食べた後は食器を綺麗に洗う、という基本的生活習慣を自然と感じることのできる絵本です。
食べることが大好きな子に、是非読んでもらいたい「スプーンちゃん」、とってもおすすめの絵本です♪
「スプーンちゃん」の読み聞かせのポイント
・オノマトペの楽しさを感じながら読みましょう。
・スプーンを使って食べるような食事やおやつの前に読み聞かせてあげましょう。
・絵本の中の絵を取り出すふりをして、子どもと一緒に食べる真似をして遊びましょう。温かいものは冷ましてから食べたりと、リアルなイメージを持って遊ぶのがポイントです。