ぴかくん めをまわす(絵本)信号機のぴかくん、交通ルールを学ぼう!

ぴかくんめをまわす紹介

「ぴかくん めをまわす」の情報

ぴかくんめをまわす表紙

「ぴかくん めをまわす」
作:松居 直
絵:長 新太
出版社:福音館書店
発行日:1966年12月25日
おすすめ年齢:
読んであげるなら4歳から
自分で読むなら小学校初級向き
サイズ:H27×W20㎝
ページ数:28ページ

厚生省中央児童福祉審議会推薦図書
全国学校図書館協議会選定図書

「ぴかくん めをまわす」はこんな子におすすめ

車用信号機

 

・信号機を代表とした、交通ルールをもっとよく知ってもらいたい子

働く車が大好きな子

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「ぴかくん めをまわす」の簡単なあらすじ

ここは大都会。信号機のぴかくんは、規則正しく忙しく働きます。

ぴかくんの色のルールを守るおかげで、街の人や車は安全に行き交うことができます。

ところが、なんだかぴかくんの様子がおかしくなってきて…?

「ぴかくん めをまわす」のレビュー

交通ルールを学ぶことは、命を守る方法を学ぶこと。

ハートを持つ子どもの手

交通ルールを学ぶことは、とても大切です。もしも交通ルールをよく知らないで、危険な行動をしてしまったら…?

交通ルールを学ぶことは、自分の命を守る方法を学ぶことと同じです。

絵本の物語を楽しみながら、自然と簡単な交通ルールを体感できると良いですね。

そんなときに、こんな絵本はいかがでしょうか。今回ご紹介する絵本は、「ぴかくん めをまわす」です。

表紙に描かれているのは、左から緑、黄、赤の三つの顔。「ぴかくん」とは、どうやら信号機のことのよう。

タイトルページで、さっそくタイトル通り、目を回しているぴかくんが可愛い絵本です。

おしゃれで格好いい言い回しに感激!

作文用紙と鉛筆

冒頭から、「おおきな びるでぃんぐの たちならぶ だいとかい」という、なんだか格好いい出だしのことばに引き込まれます

私は、松井直さんといえば、「だいくとおにろく」のような本格昔話のイメージが強かったので、こんな文章も書けるんだ!と感激しました。

文量は少し多めですが、オノマトペ(擬音語)や、感嘆詞を多用した文章となっています。

文章全体のリズム感が良く、楽しく読み進めることのできる絵本です。

「ぴかくん めをまわす」は、オノマトペの楽しいリズム感のある絵本!

「ぴかくん めをまわす」はたらく車好き注目の絵本!

ショベルカーに乗る子ども

「ぴかくん めをまわす」は、実ははたらく車が大好きな子が、大注目の絵本です!

様々なはたらく車が、沢山登場します!バス、郵便車、トラック、そして白バイ!他にも様々な車が走っていますよ。

長新太さんの、味わい深い絵には描き込みが沢山あります。眺めているだけでも楽しい絵本です。

「ぴかくん めをまわす」は、乗り物好き必見!はたらく車が沢山登場する絵本♪
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ぴかくんから、交通ルールを学ぼう!

横断歩道をわたる子ども

先ほどもお話しましたが、交通ルールを学ぶことは、自分の命を守るために大切ですね。

ぴかくんは、車用の信号機です(地域によっては、歩行者や自転車用も同じ信号機が使われることもあります)。

絵本をとおして、車用の信号機の色の意味を学ぶことができます

青信号でも曲がってくる車がいるから、注意しないといけない、という情報も、子どもにとっては大切なこと!

絵のなかでは、男の子がまっすぐ手を伸ばして横断歩道を渡っています。

「ぴかくん めをまわす」を読むと、簡単な交通ルールをいくつか知ることができる!

街は大混乱!信号機の大切さを感じます。

信号機

あんまり忙しくて、目をまわしてしまったぴかくん。信号機がめちゃくちゃだと、とっても危険です。

ぴかくんが目をまわしてしまい、大都会は大混乱!細かい描き込みで、立ち並ぶ車たち、覗き込む大勢の人々が描かれており、事態の大きさを感じられます。

信号機の大切さやありがたみを感じることができる一冊です。

「ぴかくん めをまわす」は、子どもに自然に交通ルールを理解してもらうのにぴったりの絵本です。

何よりも物語が面白い!そんな絵本です。是非読んでみてくださいね♪

もちろん、この絵本だけに頼らずに、日常生活でもしっかり交通ルールを教えてあげることもお忘れなく!

「ぴかくん めをまわす」の読み聞かせのポイント

ぴかくんめをまわす表紙

・子どもの学びに重要なことばが沢山詰まった絵本です。飽きずにお話をきけるように、オノマトペ(擬音語)や感嘆詞などを、リズム感良く楽しく読んであげましょう

日常生活で、信号機を見つけたときに、交通ルールを学べるように働きかけてあげましょう。この絵本になぞらえて話すと、よりわかりやすくなりますよ。

作者の他の作品

松居 直さんの作品

「だいくとおにろく」
日本の昔話
再話:松居 直
絵:赤羽末吉
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:
読んであげるなら4歳から
自分で読むなら小学校初級むき

こんな子におすすめ

日本の昔話を好む子に

 

怖いものをやっつけるお話が好きな子に

 

ハラハラドキドキの展開を喜ぶ子に

 

お父さんや男性保育士の読み聞かせ

長 新太さんの作品

「きもち」
文:谷川俊太郎
絵:長新太
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:
読んであげるなら4歳から
自分で読むなら小学校初級向き

こんな子におすすめ

自分の気持ちを大切にできるようになってもらいたい子に

 

人の気持ちを思いやれるようになってもらいたい子に

「わたし」
文:谷川俊太郎
絵:長 新太
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:
読んであげるなら4歳から
自分で読むなら小学校初級から

こんな子におすすめ

自分と、自分以外の人がいることがわかってきた、全ての子

 

自分自身に、もっと興味を持ってもらいたい子

「かえるとカレーライス」
作:長 新太
出版社:福音館書店
おすすめ年齢:2歳から4歳向き

こんな子におすすめ

・面白いものが大好き!ユーモアのある物語絵本を好む子に

 

カレーライスが大好きで、いつもお腹いっぱい食べる子に

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